楽曲詳細
製作者より
BWV 34

O ewiges Feuer, o Ursprung der Liebe

おお永遠の火よ、愛の源よ
典礼上の指定:
聖霊降臨祭
作曲年・場所(初稿):
1727年・ライプツィヒ
改稿・加筆:
1746年・ライプツィヒ
声部編成:
ATB+合唱
楽器編成:
トランペット3、ティンパニ、オーボエ2、フルート2、ヴァイオリン2、ヴィオラ、通奏低音
改稿・加筆について
1727年6月1日の聖霊降臨祭主日に初演された教会カンタータ。両端の合唱楽章とアルトのアリアは、その後成立した婚礼カンタータBWV 34a(同名)側で歌詞を変えて転用されたとみられる。1746年ないし47年頃、後年の再演にあたり総譜を新たに浄書した改訂稿を作成した。
研究上の注記
台本作者は不詳。長らく本作は「1740年代の作」であり、1726年頃の婚礼カンタータBWV 34a(『O ewiges Feuer, o Ursprung der Liebe』、同名)を転用したパロディだと考えられてきたが、この通説は年代順を取り違えたものだったことが分かっている。1727年の日付を持つ印刷台本がサンクトペテルブルクの図書館で発見されたことを機に写本研究が進み、現在では聖霊降臨祭用の本作(BWV 34)がまず1727年6月1日にライプツィヒで初演され(当日の慣例により、午前はニコライ教会、晩課はトマス教会で演奏されたとみられる)、婚礼カンタータBWV 34a側がその協奏的な楽章(両端の合唱とアルトのアリア)を歌詞をわずかに変えて転用したとする説が有力になっている(婚礼版のパート譜に残る訂正箇所が、歌詞がBWV 34と異なる部分に一致することが根拠とされる)。ただし成立の前後関係については研究者の間で完全に決着したわけではない。バッハは1746年ないし47年頃、教会カンタータの総譜を新たに浄書して改訂稿を作成しており、この改訂稿の年代がかつて作曲年そのものと誤認されていた。BWV 34a自体は世俗の婚礼用作品であり本データセットの対象外だが、文脈のためにのみ触れる。コラールは用いられておらず、歌詞は使徒言行録2章(聖霊降臨祭のエピストル)とヨハネ14:23-31(福音書)を反映した自由なマドリガーレ風の詩である。

楽章構成・日本語対訳

1Chorus

O ewiges Feuer, o Ursprung der Liebe, Entzünde die Herzen und weihe sie ein. Laß himmlische Flammen durchdringen und wallen, Wir wünschen, o Höchster, dein Tempel zu sein, Ach, laß dir die Seelen im Glauben gefallen.

おお永遠の火よ、おお愛の源よ、 心々に火を点けたまえ、そしてそれを聖別したまえ。 天上の炎を貫き通らせ、沸き立たせたまえ、 我らは望む、おお至高者よ、汝の神殿であることを、 ああ、魂が信仰において汝の御心に適うようにさせたまえ。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

2Recitativoテノール

Herr, unsre Herzen halten dir Dein Wort der Wahrheit für: Du willst bei Menschen gerne sein, Drum sei das Herze dein; Herr, ziehe gnädig ein. Ein solch erwähltes Heiligtum Hat selbst den größten Ruhm.

主よ、我らの心は汝に 汝の真理の言葉を差し出す: 汝は人々のもとに喜んで在りたいと望まれる、 それゆえこの心は汝のものであれ; 主よ、恵み深く入りたまえ。 このように選ばれた聖所は、 自らこそ最大の栄光を有する。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Ariaアルト

Wohl euch, ihr auserwählten Seelen, Die Gott zur Wohnung ausersehn. Wer kann ein größer Heil erwählen? Wer kann des Segens Menge zählen? Und dieses ist vom Herrn geschehn.

幸いなるかな、汝ら選ばれし魂たちよ、 神が住まいとして選び定めた者たちよ。 誰がより大きな救いを選び得るであろうか? 誰が祝福の量を数え得るであろうか? そしてこれは主によって成し遂げられたのだ。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4Recitativoバス

Erwählt sich Gott die heilgen Hütten, Die er mit Heil bewohnt, So muß er auch den Segen auf sie schütten, So wird der Sitz des Heiligtums belohnt. Der Herr ruft über sein geweihtes Haus Das Wort des Segens aus:

神が聖なる住まいを自らのために選び定めるとき、 それに神は救いをもって住まわれる、 それゆえ神はまた祝福をその上に注がねばならない、 それゆえ聖所の座は報われるのだ。 主はその聖別された家の上に 祝福の言葉を呼びかける:未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5Chorus

Friede über Israel. Dankt den höchsten Wunderhänden, Dankt, Gott hat an euch gedacht. Ja, sein Segen wirkt mit Macht, Friede über Israel, Friede über euch zu senden.

イスラエルの上に平安あれ。 至高なる奇跡の御手に感謝せよ、 感謝せよ、神は汝らを心に留められた。 そう、その祝福は力をもって働く、 イスラエルの上に平安を、 汝らの上に平安を送るために。未検証(AI生成の対訳。校訂中)