楽曲詳細
製作者より
BWV 58

Ach Gott, wie manches Herzeleid [II]

ああ神よ、いかに多くの心の痛みが〔第二〕
典礼上の指定:
新年後の主日
作曲年・場所(初稿):
1727年・ライプツィヒ
改稿・加筆:
1733年・ライプツィヒ
声部編成:
独唱(SB)・対話
楽器編成:
オーボエ2、オーボエ・ダ・カッチャ、ヴァイオリン3、ヴィオラ、通奏低音
コラール元曲
Ach Gott, wie manches Herzeleid(第1曲)/Herr Jesu Christ, meins Lebens Licht(第5曲)。いずれも同一旋律で歌われる(作詞:Martin Moller(第1曲、1587年)/第5曲は1608年に匿名で初出し、おそらくMartin Behmの作として1610年頃の版に帰属/作曲:旋律はロッハマー歌曲集(1455年頃、原曲は世俗歌『Ich fahr dahin, wann es muß sein』)に遡る/初出:1587 / 1608(匿名初出)・1610年頃(Behm帰属))
第5曲のテキストは1608年に匿名で初出し、Martin Behmの作として1610年頃に帰属されたとされる。旧記載は1610年のみを示していたが、1608年の匿名初出についても併記した。
改稿・加筆について
1733年1月4日または1734年1月3日のいずれかとみられる再演(正確にはいずれの年か資料上確定していない)にあたり中央のソプラノのアリアを新作し、両端楽章にオーボエ2本とオーボエ・ダ・カッチャを追加。完全な形で現存するのはこの改訂稿のみである。
研究上の注記
真正の教会カンタータで、バッハの作であることに争いはない。第2〜4楽章のテキストは長らく作者不詳だったが、バッハ演奏台本を収めたビルクマンの年間詩集(1728年刊)の発見に基づく2015年の文献学的研究によりChristoph Birkmannに帰される。初演は1727年1月5日、ライプツィヒ。現存するのは後の再演(1733年1月4日または1734年1月3日のいずれかとみられ、正確な年は資料上完全には確定していない)のために改訂された稿のみで、バッハはこの改訂に際して両端楽章にオーボエ2本とオーボエ・ダ・カッチャを加え、中央のソプラノのアリアを新たに作曲した。1727年初稿の第3楽章は通奏低音パートを除き失われており、原詩の全貌も明らかでないため、ここに示す第3楽章のテキストは現存する改訂稿のものである。

楽章構成・日本語対訳

1ChoralとAriaソプラノ バス

Ach Gott, wie manches Herzeleid Nur Geduld, Geduld, mein Herze, Begegnet mir zu dieser Zeit! Es ist eine böse Zeit! Der schmale Weg ist Trübsals voll, Doch der Gang zur Seligkeit Führt zur Freude nach dem Schmerze, Den ich zum Himmel wandern soll. Nur Geduld, Geduld, mein Herze, Es ist eine böse Zeit!

ああ神よ、いかに多くの心の痛みが ただ忍耐を、忍耐を、私の心よ、 この時に私に出会うことか! それは悪しき時である! 狭き道は苦難に満ちている、 しかし至福への道行きは 痛みの後に喜びへと導く。 私が天へと歩んで行くべきその道は。 ただ忍耐を、忍耐を、私の心よ、 それは悪しき時である!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

2Recitativoバス

Verfolgt dich gleich die arge Welt, So hast du dennoch Gott zum Freunde, Der wider deine Feinde Dir stets den Rücken hält. Und wenn der wütende Herodes Das Urteil eines schmähen Todes Gleich über unsern Heiland fällt, So kommt ein Engel in der Nacht, Der lässet Joseph träumen, Dass er dem Würger soll entfliehen Und nach Ägypten ziehen. Gott hat ein Wort, das dich vertrauend macht. Er spricht: Wenn Berg und Hügel niedersinken, Wenn dich die Flut des Wassers will ertrinken, So will ich dich doch nicht verlassen noch versäumen.

たとえ悪しき世が汝を迫害しようとも、 それでも汝は神を友としている、 彼は汝の敵に対して 常に汝の後ろ盾となっている。 そして荒れ狂うヘロデが 恥ずべき死の判決を まさに我らの救い主に下すとしても、 夜に一人の天使が来て、 彼はヨセフに夢を見させる、 彼が殺害者から逃れ そしてエジプトへ行くべきことを。 神は汝を信頼させる一つの言葉を持っている。 彼は言う: たとえ山と丘が崩れ落ちようとも、 たとえ水の洪水が汝を溺れさせようとしても、 それでも私は汝を捨てず、また見捨てはしない。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Ariaソプラノ

Ich bin vergnügt in meinem Leiden, Denn Gott ist meine Zuversicht. Ich habe sichern Brief und Siegel, Und dieses ist der feste Riegel, Den bricht die Hölle selber nicht; Ich habe sichern Brief und Siegel, Und dieses ist der feste Riegel, Den bricht auch selbst die Hölle nicht.

私は私の苦しみの中にあっても満ち足りている、 なぜなら神は私の確信であるから。 私は確かな証書と印章を持っている、 そしてこれは堅固な閂である、 それを地獄自身も破ることはできない。 私は確かな証書と印章を持っている、 そしてこれは堅固な閂である、 それを地獄自身も破ることはできない。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4Recitativoソプラノ

Kann es die Welt nicht lassen, Mich zu verfolgen und zu hassen, So weist mir Gottes Hand Ein andres Land. Ach! könnt es heute noch geschehen, Dass ich mein Eden möchte sehen!

世がそれをやめることができないなら、 私を迫害し、憎むことを、 それならば神の手が私に示す 別の国を。 ああ! 今日にもそれが起こり得るなら、 私が私のエデンを見ることができるように!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5ChoralとAriaソプラノ バス

Ich hab für mir ein schwere Reis, Nur getrost, getrost, ihr Herzen, Zu dir ins Himmels Paradeis, Hier ist Angst, dort Herrlichkeit! Da ist mein rechtes Vaterland, Und die Freude jener Zeit Überwieget alle Schmerzen. Daran du dein Blut hast gewandt. Nur getrost, getrost, Hier ist Angst, dort Herrlichkeit!

私は自分の前に、重き旅を持っている ただ慰められよ、慰められよ、汝ら心たちよ、 汝のもとへ、天の楽園へと、 ここには恐れが、かしこには栄光が! そこに私の真の父国がある、 そしてかの時の喜びは すべての痛みに勝る。 それのために汝は汝の血を用いた。 ただ慰められよ、慰められよ、 ここには恐れが、かしこには栄光が!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

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