楽曲詳細
製作者より
BWV 45

Es ist dir gesagt, Mensch, was gut ist

人よ、汝に良きことは告げられたり
典礼上の指定:
三位一体後第8主日
作曲年・場所:
1726年・ライプツィヒ
声部編成:
ATB+合唱
楽器編成:
フルート2、オーボエ2、ヴァイオリン2、ヴィオラ、通奏低音
コラール元曲
O Gott, du frommer Gott(作詞:Johann Heermann(1630年)/作曲:Ahasverus Fritsch(1679年、自著『Himmels-Lust und Welt-Unlust』で発表。旋律名DARMSTADT。Adam Kriegerによる関連別版も存在する)/初出:1630年)
第7曲で使用。この賛美歌には複数の旋律が存在し、BWV24(1723年)やBWV399で使われる別の匿名旋律(1670年頃)とは異なる。BWV45で用いられるのはDARMSTADT旋律(Fritsch, 1679年)で、同旋律はBWV64・94・133でも用いられている。旧記載の「作者不詳の旋律(1670年頃)」は誤りのため修正した。
同じコラールに基づくオルガン曲
  • BWV 767 Partite diverse sopra: O Gott, du frommer Gott(単独伝承)
    9つの変奏からなるコラール・パルティータ。アルンシュタットまたはミュールハウゼン時代(1714-17年頃、異説では1700年代初頭)の作とされる。特定の主要コラール曲集には属さない単独伝承作品。なお「O Gott, du frommer Gott」の讃美歌には複数の異なる旋律が存在し、本曲BWV767が用いる旋律(Zahn 5138、1539年カルヴァン派讃美歌集初出)は、カンタータBWV45第7曲で使われる旋律(Zahn 5206b、Ahasverus Fritsch, 1679年、DARMSTADT)とは別の旋律である。歌詞(讃美歌)は共通するが旋律は異なる点に注意。
研究上の注記
初演年については資料によって1725年・1726年の表記が混在するが、初演日を1726年8月11日とする情報の方が裏付けが厚く、本項目でも1726年を採用する。第2・3・5・6楽章の台本作者は不明で、クリストフ・ヘルム、クリスティアン・ヴァイス(父)、クリスティアン・フリードリヒ・ヘンリーツィ(ピカンダー)などが候補として挙げられているが、いずれも確定していない。この曲は、1704年に匿名の著者によって刊行され複数回増刷された年間カンタータ台本集(最終版とされる1726年版はルドルシュタットで刊行)に基づく1726年のカンタータ群の一つであり、同じ台本集はいとこのヨハン・ルートヴィヒ・バッハによる楽曲にも用いられている。

楽章構成・日本語対訳

1Chorus

Es ist dir gesagt, Mensch, was gut ist und was der Herr von dir fordert, nämlich: Gottes Wort halten und Liebe üben und demütig sein vor deinem Gott. (Micha 6:8)

人よ、何が善であり、主が汝に何を求めているかは、汝に告げられている。すなわち、神の言葉を守り、愛を行い、汝の神の前に謙虚であることである。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

2Recitativoテノール

Der Höchste läßt mich seinen Willen wissen Und was ihm wohlgefällt; Er hat sein Wort zur Richtschnur dargestellt, Wornach mein Fuß soll sein geflissen Allzeit einherzugehn Mit Furcht, mit Demut und mit Liebe Als Proben des Gehorsams, den ich übe, Um als ein treuer Knecht dereinsten zu bestehn.

いと高き者は私にその御心を知らせ そして彼を喜ばせるものを; 彼はその言葉を規範として示された、 それに従って私の足は熱心であるべきである 常に歩み行くことに 恐れをもって、謙遜をもって、愛をもって 私が行う従順の証しとして、 いつか忠実なしもべとして立つことができるために。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Ariaテノール

Weiß ich Gottes Rechte, Was ist's, das mir helfen kann, Wenn er mir als seinem Knechte Fordert scharfe Rechnung an. Seele, denke dich zu retten, Auf Gehorsam folget Lohn; Qual und Hohn Drohet deinem Übertreten!

私が神の掟を知っていても、 何が私を助けることができようか、 彼が私に、その僕として 厳しい清算を求める時には。 魂よ、自らを救うことを考えよ、 従順には報いが続く; 苦悩と嘲りとが 汝の違反を待ち構えている!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4Ariosoバス

Es werden viele zu mir sagen an jenem Tage: Herr, Herr, haben wir nicht in deinem Namen geweissaget, haben wir nicht in deinem Namen Teufel ausgetrieben, haben wir nicht in deinem Namen viel Taten getan? Denn werde ich ihnen bekennen: Ich habe euch noch nie erkannt, weichet alle von mir, ihr Übeltäter! (Matthäus 7: 22-23)

かの日には多くの者が私に言うであろう:主よ、主よ、我らは汝の名において預言しなかったか、我らは汝の名において悪魔を追い出さなかったか、我らは汝の名において多くの業を行わなかったか?その時私は彼らに告げるであろう:私はお前たちを一度も知ったことがない、皆、私から立ち去れ、悪を行う者たちよ!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5Ariaアルト

Wer Gott bekennt Aus wahrem Herzensgrund, Den will er auch bekennen. Denn der muß ewig brennen, Der einzig mit dem Mund Ihn Herren nennt. (Markus 7:6 / Jesaja 29:13)

神を告白する者は 真の心の底から、 その者を彼もまた認めようとする。 しかし永遠に燃え続けねばならぬのは、 ただ口先だけで 彼を主と呼ぶ者である。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

6Recitativoアルト

So wird denn Herz und Mund selbst von mir Richter sein, Und Gott will mir den Lohn nach meinem Sinn erteilen: Trifft nun mein Wandel nicht nach seinen Worten ein, Wer will hernach der Seelen Schaden heilen? (Markus 8:36) Was mach ich mir denn selber Hindernis? Des Herren Wille muß geschehen, Doch ist sein Beistand auch gewiß, Daß er sein Werk durch mich mög wohl vollendet sehen.

さればこそ心と口もまた、私自身の裁き手となるであろう、 そして神は私にその報いを、私の心のままに与えようとする: もし今、私の生き方が彼の言葉に合致しないなら、 その後、誰が魂の損失を癒すことができようか? それゆえ私は自ら何の障害を作ろうというのか? 主の御心はなされねばならない、 しかし彼の助けもまた確かである、 彼がその業を、私を通してよく成し遂げられたと見ることができるように。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

7Choral

Gib, daß ich tu mit Fleiß, Was mir zu tun gebühret, Worzu mich dein Befehl In meinem Stande führet! Gib, daß ichs tue bald, Zu der Zeit, da ich soll; Und wenn ich's tu, so gib, Daß es gerate wohl!

与えたまえ、私が熱心に行うことを、 私がなすべきことを、 それへと汝の命令が 私の身分において導くところのものを! 与えたまえ、私がそれを速やかに行うことを、 私がなすべきその時に; そして私がそれを行うならば、与えたまえ、 それがよく成し遂げられることを!未検証(AI生成の対訳。校訂中)