楽曲詳細
製作者より
BWV 18

Gleichwie der Regen und Schnee vom Himmel fällt

天より雨と雪が降るように
作曲年・場所(初稿):
1713年・ヴァイマール
改稿・加筆:
1724年・ライプツィヒ
声部編成:
STB+合唱
楽器編成:
リコーダー2、ヴィオラ4、ファゴット、チェロ、通奏低音
コラール元曲
Durch Adams Fall ist ganz verderbt(作詞:Lazarus Spengler/作曲:不詳/初出:1524年)
同じコラールに基づくオルガン曲
  • BWV 637 Durch Adams Fall ist ganz verderbt(オルガン小曲集)
    オルゲルビュヒライン第39曲
  • BWV 705 Durch Adams Fall ist ganz verderbt(キルンベルガー・コラール集)
    真偽疑義あり。様式(17世紀末)・伝承(単独・匿名伝承)を根拠にバッハへの帰属が疑問視されている。新BWV目録(BWV³)ではBWV Anh. B 48に分類。
  • BWV 1101 Durch Adams Fall ist ganz verderbt(ノイマイスター・コラール集)
    初期作品、ニ短調。ノイマイスター・コラール集の写本によって伝えられ、成立はアルンシュタット時代(1703年-1707年)を中心とする1700年から1708年頃と推定される(ヴァイマル時代初期にかかるとする資料もある)。
改稿・加筆について
ヴァイマール稿(1713〜15年頃)はト短調・ヴィオラ4部の編成でリコーダーを含まない。1724年2月13日のライプツィヒ再演でイ短調に移調し、リコーダー2本を追加した編成に拡大した。
研究上の注記
作曲年代について: 1713〜1715年頃のヴァイマール原典稿があり、1724年2月13日のライプツィヒ上演のために改訂された。編成の異なる2つの稿が伝わっている: (1) ヴァイマール原典稿はト短調で、リコーダーを含まずヴィオラ4部・ファゴット・チェロ・通奏低音による編成。(2) ライプツィヒ改訂稿は1724年2月13日に初演され、イ短調に移調のうえリコーダー2本が加えられている。稿によって調が異なるのは、ヴァイマールの合唱ピッチ(コアトーン)とライプツィヒの室内ピッチ(カンマートーン)の違いによるとされる。上記の編成一覧はリコーダーを含むライプツィヒ稿を反映する。第2楽章の歌詞はイザヤ書55章10〜11節。第3楽章はテノール/バスのレチタティーヴォの中に、ドイツ語連祷の一句『Erhör uns, lieber Herre Gott!』を反復合唱リフレインとして挿入する。カンタータ全体の歌詞はエルトマン・ノイマイスター(1711年の詩集)に帰されるという説がある。第5楽章のコラールはラザルス・シュペングラーの1524年の賛美歌『Durch Adams Fall ist ganz verderbt』の一節。

楽章構成・日本語対訳

1シンフォニア器楽のみ
2Recitativoバス

Gleichwie der Regen und Schnee vom Himmel fällt und nicht wieder dahin kommet, sondern feuchtet die Erde und macht sie fruchtbar und wachsend, dass sie gibt Samen zu säen und Brot zu essen: Also soll das Wort, so aus meinem Munde gehet, auch sein; es soll nicht wieder zu mir leer kommen, sondern tun, das mir gefället, und soll ihm gelingen, dazu ich's sende.

ちょうど雨と雪が天より降り再びそこへ帰ることなく、地を潤しそれを豊かにし育て、蒔くための種を与えまた食べるためのパンを与えるように。このように、わが口より出る言葉もまた、そうあるべきである。それは空しく我がもとに帰ることなく、我の喜ぶことをなし、我がそれを遣わした目的を成し遂げるべきである。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Recitativo(連祷付き)テノール バス 合唱(連祷のリフレイン)

[Tenor] Mein Gott, hier wird mein Herze sein: Ich öffne dir's in meines Jesu Namen; So streue deinen Samen Als in ein gutes Land hinein. Mein Gott, hier wird mein Herze sein: Lass solches Frucht, und hundertfältig, bringen. O Herr, Herr, hilf! o Herr, lass wohlgelingen! [Litanei/Coro] Du wollest deinen Geist und Kraft zum Worte geben. Erhör uns, lieber Herre Gott! [Bass] Nur wehre, treuer Vater, wehre, Dass mich und keinen Christen nicht Des Teufels Trug verkehre. Sein Sinn ist ganz dahin gericht', Uns deines Wortes zu berauben Mit aller Seligkeit. [Litanei/Coro] Den Satan unter unsre Füße treten. Erhör uns, lieber Herre Gott! [Tenor] Ach! viel verleugnen Wort und Glauben Und fallen ab wie faules Obst, Wenn sie Verfolgung sollen leiden. So stürzen sie in ewig Herzeleid, Da sie ein zeitlich Weh vermeiden. [Litanei/Coro] Und uns für des Türken und des Papsts grausamen Mord und Lästerungen, Wüten und Toben väterlich behüten. Erhör uns, lieber Herre Gott! [Bass] Ein andrer sorgt nur für den Bauch; Inzwischen wird der Seele ganz vergessen; Der Mammon auch Hat vieler Herz besessen. So kann das Wort zu keiner Kraft gelangen. Und wieviel Seelen hält Die Wollust nicht gefangen? So sehr verführet sie die Welt, Die Welt, die ihnen muss anstatt des Himmels stehen, Darüber sie vom Himmel irregehen. [Litanei/Coro] Alle Irrige und Verführte wiederbringen. Erhör uns, lieber Herre Gott!

[テノール] わが神よ、ここにわが心はあるだろう: わたしはそれを汝に開く、わがイエスの名において; そのように汝の種を撒きたまえ 良き地の中へと撒くように。 わが神よ、ここにわが心はあるだろう: それに実を結ばせたまえ、しかも百倍に。 おお主よ、主よ、助けたまえ! おお主よ、うまく成し遂げさせたまえ! [連祷/合唱] 汝はその御霊と力を御言葉に与えたまわんことを。 我らの願いを聞きたまえ、いとしき主なる神よ! [バス] ただ阻みたまえ、忠実な父よ、阻みたまえ、 私も、いかなるキリスト者も 悪魔の欺きが惑わすことのないように。 彼の意志は全くそこに向けられている、 我らから汝の言葉を奪うことに そしてすべての幸いをも。 [連祷/合唱] サタンを我らの足の下に踏みつけたまわんことを。 我らの願いを聞きたまえ、いとしき主なる神よ! [テノール] ああ! 多くの者が御言葉と信仰を否み そして腐った果実のように脱落する、 彼らが迫害を受けねばならぬとき。 こうして彼らは永遠の心の苦しみへと落ちる、 一時の苦難を避けようとして。 [連祷/合唱] そして我らを、トルコ人と教皇との 残酷な殺戮と冒涜、 怒り狂いと荒れ狂いから、父のごとく守りたまわんことを。 我らの願いを聞きたまえ、いとしき主なる神よ! [バス] ある者はただ腹のことだけを気にかける; その間に魂は全く忘れられてしまう; マモンもまた 多くの者の心を占領している。 こうして御言葉は何の力にも至ることができない。 そして、いかに多くの魂を 情欲が捕らえていないだろうか? そのように強く世が彼らを惑わす、 世は、彼らにとって天の代わりに立たねばならぬもの、 それによって彼らは天より迷い出る。 [連祷/合唱] すべての迷える者、惑わされた者を再び連れ帰したまわんことを。 我らの願いを聞きたまえ、いとしき主なる神よ!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4Ariaソプラノ

Mein Seelenschatz ist Gottes Wort; Außer dem sind alle Schätze Solche Netze, Welche Welt und Satan stricken, Schnöde Seelen zu berücken. Fort mit allen, fort, nur fort! Mein Seelenschatz ist Gottes Wort.

わが魂の宝は神の言葉である; それ以外のすべての宝は そのような網である、 世とサタンが編むところの、 卑しき魂を誘惑するための。 すべてを立ち去らせよ、去れ、ただ去れ! わが魂の宝は神の言葉である。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5Choral

Ich bitt, o Herr, aus Herzens Grund, Du wollst nicht von mir nehmen Dein heilges Wort aus meinem Mund; So wird mich nicht beschämen Mein Sünd und Schuld, denn in dein Huld Setz ich all mein Vertrauen: Wer sich nur fest darauf verlässt, Der wird den Tod nicht schauen.

私は願う、おお主よ、心の底より、 汝が私から取り去りたまわぬことを 汝の聖なる言葉を、わが口より; そうすれば私を恥じ入らせることはないだろう わが罪と咎とは、なぜなら汝の恵みの中に 私はすべての信頼を置く: それにのみ固く頼る者は、 その者は死を見ることはないだろう。未検証(AI生成の対訳。校訂中)