楽曲詳細
製作者より
BWV 162

Ach! ich sehe, itzt, da ich zur Hochzeit gehe

ああ、今婚礼へ赴くとき、我は見る
典礼上の指定:
三位一体後第20主日
作曲年・場所(初稿):
1716年・ヴァイマール
改稿・加筆:
1723年・ライプツィヒ
声部編成:
SATB+合唱
楽器編成:
スライド・トランペット、ヴァイオリン2、ヴィオラ、ファゴット、通奏低音
コラール元曲
Alle Menschen müssen sterben(作詞:Johann Georg Albinus/作曲:不詳(旋律の作曲者は特定されていない。俗にJohann Rosenmüllerの名で呼ばれる旋律『ROSENMÜLLER』が付されるが、これは1687年の『Das grosse Cantional』(ダルムシュタット)で初めて出版されたもので、作曲者名ではなく通称)/初出:1652年)
第7節を、当時テューリンゲン地方で用いられていた別の旋律(『Jesu, der du meine Seele』と同一とされる)で歌わせた可能性が指摘されている。旋律の作曲者は特定されていない。従来「poet」欄にJohann Rosenmüllerと記載されていたが誤り。本讃美歌はライプツィヒの商人パウル・フォン・ヘンスベルクの葬儀のため1652年6月1日にJohann Georg Albinusが作詞したものとされる。Rosenmüllerの名は当時の広告用ブロードシートに音楽(Musickerweisen)担当として記載されていたことに由来し、作詞者をAlbinusまたはRosenmüllerとする両説があるが、Albinus説を支持する見解が多いことからこれを採用した。
同じコラールに基づくオルガン曲
  • BWV 643 Alle Menschen müssen sterben(オルガン小曲集)
    オルガン小曲集内の位置を「第44曲」から「第45曲」に訂正(599番を第1曲として644番=第46曲までの連続した収録順を再確認)。「alio modo」と付記され、当初2曲予定のうち完成した1曲とされる。
  • BWV 1117 Alle Menschen müssen sterben(ノイマイスター・コラール集)
    様式的特徴からオールドルフ~アルンシュタット時代の作と推定。現存最古の資料は1800年頃。BWV第2版で新たに収録。
改稿・加筆について
ヴァイマール時代のカンタータ(1715年作曲、1716年10月25日初演)を、1723年10月10日にライプツィヒで再演した。この際、コルノ・ダ・ティラルシの声部が加えられ、ライプツィヒでの奏法・音高に適合させる改訂が施されたとみられる。
研究上の注記
作曲年は1715年(11月3日)とする資料が有力で、初演は1716年10月25日、ヴァイマールにて聖三位一体後第20主日のために行われたとみられる。1723年10月10日にライプツィヒで再演された。楽器編成のうちヴィオラのパート数については資料間で表記に揺れがあるが、複数の目録ではヴィオラ1パートとされる。

楽章構成・日本語対訳

1Ariaバス

Ach! ich sehe, Itzt, da ich zur Hochzeit gehe, Wohl und Wehe. Seelengift und Lebensbrot, Himmel, Hölle, Leben, Tod, Himmelsglanz und Höllenflammen Sind beisammen. Jesu, hilf, dass ich bestehe!

ああ!私は見る、 今、私が婚礼へ赴くときに、 幸いと災いとを。 魂の毒と命のパンとを、 天と地獄、生と死とを、 天の輝きと地獄の炎とが 一緒にある。 イエスよ、助けたまえ、私が耐え抜くことができるように!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

2Recitativoテノール

O großes Hochzeitfest, Darzu der Himmelskönig Die Menschen rufen lässt! Ist denn die arme Braut, Die menschliche Natur, nicht viel zu schlecht und wenig, Dass sich mit ihr der Sohn des Höchsten traut? O großes Hochzeitfest, Wie ist das Fleisch zu solcher Ehre kommen, Dass Gottes Sohn Es hat auf ewig angenommen? Der Himmel ist sein Thron, Die Erde dient zum Schemel seinen Füßen, Noch will er diese Welt Als Braut und Liebste küssen! Das Hochzeitmahl ist angestellt, Das Mastvieh ist geschlachtet; Wie herrlich ist doch alles zubereitet! Wie selig ist, den hier der Glaube leitet, Und wie verflucht ist doch, der dieses Mahl verachtet!

おお、大いなる婚礼の祝宴よ、 そこへ天の王が 人々を呼ばせたもう! しからば、貧しき花嫁は、 人間の本性は、あまりに卑しく取るに足らぬものではないのか、 至高者の御子が彼女と結ばれるとは? おお、大いなる婚礼の祝宴よ、 いかにして肉はかくも大いなる誉れに至ったのか、 神の御子が それを永遠に受け入れられたとは? 天は彼の王座であり、 地は彼の足の足台として仕える、 それでも彼はこの世を 花嫁として、愛しき者として、接吻しようとされる! 婚礼の宴は整えられ、 肥えた家畜は屠られた; いかに素晴らしくすべてが備えられていることか! いかに幸いなことか、ここで信仰が導く者は、 そしていかに呪われていることか、この宴を蔑む者は!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Ariaソプラノ

Jesu, Brunnquell aller Gnaden, Labe mich elenden Gast, Weil du mich berufen hast! Ich bin matt, schwach und beladen, Ach! erquicke meine Seele, Ach! wie hungert mich nach dir! Lebensbrot, das ich erwähle, Komm, vereine dich mit mir!

イエスよ、すべての恵みの泉よ、 私という惨めな客を潤したまえ、 汝が私を招かれたのだから! 私は疲れ果て、弱く、重荷を負っている、 ああ!私の魂を生き返らせたまえ、 ああ!いかに私は汝を求めて飢えていることか! 命のパンよ、私が選ぶそれよ、 来たれ、汝自身を私と一つにせよ!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4Recitativoアルト

Mein Jesu, lass mich nicht Zur Hochzeit unbekleidet kommen, Dass mich nicht treu dein Gericht; Mit Schrecken hab ich ja vernommen, Wie du den kühnen Hochzeitgast, Der ohne Kleid erschienen, Verworfen und verdammet hast! Ich weiß auch mein Unwürdigkeit: Ach! schenke mir des Glaubens Hochzeitkleid; Lass dein Verdienst zu meinem Schmucke dienen! Gib mir zum Hochzeitkleide Den Rock des Heils, der Unschuld weiße Seide! Ach! lass dein Blut, den hohen Purpur, decken Den alten Adamsrock und seine Lasterflecken, So werd ich schön und rein Und dir willkommen sein, So werd ich würdiglich das Mahl des Lammes schmecken.

我がイエスよ、私を 婚礼へ衣なきままに来させないでください、 汝の裁きが私に当たらないように; 私は恐れをもって聞いた、まことに、 いかに汝が、その大胆な婚礼の客を、 衣なくして現れたその者を、 拒み、断罪されたことを! 私はまた私の不相応をも知っている: ああ!信仰の婚礼の衣を私に贈りたまえ; 汝の功績を私の装いとして役立たせたまえ! 私に婚礼の衣として与えたまえ、 救いの衣を、無垢の白き絹を! ああ!汝の血を、その高貴な緋色を、覆わせたまえ、 古きアダムの衣とその悪徳の汚れとを、 そうすれば私は美しく、清くなり、 そして汝に喜ばれる者となるであろう、 そうすれば私はふさわしく子羊の宴を味わうことができるであろう。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5Aria(二重唱)アルト テノール

In meinem Gott bin ich erfreut! Die Liebesmacht hat ihn bewogen, Dass er mir in der Gnadenzeit Aus lauter Huld hat angezogen Die Kleider der Gerechtigkeit. In meinem Gott bin ich erfreut. Ich weiß, er wird nach diesem Leben Der Ehre weißes Kleid Mir auch im Himmel geben.

私は我が神にあって喜んでいる! 愛の力が彼を動かした、 恵みの時にあって彼が私に 純然たる恩寵から着せてくれたことを、 義の衣を。 私は我が神にあって喜んでいる。 私は知っている、彼はこの生の後に 誉れの白き衣を 天においても私に与えられるであろうことを。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

6Choral

Ach, ich habe schon erblicket Diese große Herrlichkeit. Itzund werd ich schön geschmücket Mit dem weißen Himmelskleid; Mit der güldnen Ehrenkrone Steh ich da für Gottes Throne, Schaue solche Freude an, Die kein Ende nehmen kann.

ああ、私はすでに見た、 この大いなる栄光を。 今、私は美しく装われる、 白き天の衣をもって; 黄金の栄誉の冠をもって 私はそこに、神の御座の前に立つ、 そのような喜びを見る、 それは終わりを持つことができないものを。未検証(AI生成の対訳。校訂中)