楽曲詳細
製作者より
BWV 88

Siehe, ich will viel Fischer aussenden

見よ、我は多くの漁師を送り出す
典礼上の指定:
三位一体後第5主日
作曲年・場所:
1726年・ライプツィヒ
声部編成:
SATB+合唱
楽器編成:
ホルン2、オーボエ・ダモーレ2、オーボエ・ダ・カッチャ、ヴァイオリン2、ヴィオラ、通奏低音
コラール元曲
旋律:『Wer nur den lieben Gott lässt walten』(作詞:Georg Neumark/作曲:Georg Neumark/初出:1641年)
同じコラールに基づくオルガン曲
  • BWV 642 Wer nur den lieben Gott lässt walten(オルガン小曲集)
    ヴァイマル時代(1708-1717年頃)の『オルガン小曲集』収録で、ヴァイマルの詩人ゲオルク・ノイマルクによるコラールに基づく。定旋律の下で、複雑な対位法を用いず並行3度を主とするアナペスト(短短長)のリズムが終始続く。
  • BWV 647 Wer nur den lieben Gott lässt walten(シュープラー・コラール集)
    1747-48年頃に出版された『シュープラー・コラール集』(BWV645-650)の第3曲で、カンタータBWV93第4楽章(ソプラノとアルトの二重唱)のオルガン編曲。原曲では歌声部の下で弦楽が奏していたコラール旋律が、オルガンでは定旋律として明確に浮かび上がる。
  • BWV 690 Wer nur den lieben Gott lässt walten(キルンベルガー・コラール集)
    弟子キルンベルガーの手を経て伝えられた曲集『キルンベルガー・コラール集』(BWV690-713)の冒頭曲で、足鍵盤を用いないマヌアリターのイ短調の編曲。同曲集にはヴァルターの作とされる曲や真作性に疑義のある曲が含まれるが、本曲については疑義は示されていない。
  • BWV 691 Wer nur den lieben Gott lässt walten(キルンベルガー・コラール集)
    「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」(およびアンナ・マクダレーナ・バッハの第2音楽帳、1725年)に所収されているのはBWV691自体(ケーテン時代、1720年頃の自筆稿)であり、BWV691aではない。BWV691a(Anh. II 79)はBWV691に前奏・間奏・後奏を加えた別稿で、非真正編曲としてバッハへの帰属が疑問視されている。旧記載の誤りを訂正。
研究上の注記
真正の教会カンタータで、真作性に疑義はない。台本作者は不詳。第2、3、5、6楽章の自由詩について、Christiane Mariane von Zieglerの作とする説やChristoph Helmの作とする説を挙げる研究者もいるが、1704年にマイニンゲンで出版された年間カンタータ台本集に由来し、その周辺の人物によるものとする見方もあり、いずれも確定していない。第1楽章のテキストはエレミヤ書16章16節、第4楽章のバスのテキストはルカによる福音書5章10節による。終結コラールはGeorg Neumarkの讃美歌「Wer nur den lieben Gott lässt walten」(1641年頃作、1657年出版)の第7節(最終節)で、旋律もNeumark自身の作曲。初演は1726年7月21日、ライプツィヒ(ニコライ教会)。

楽章構成・日本語対訳

1Ariaバス

Siehe, ich will viel Fischer aussenden, spricht der Herr, die sollen sie fischen. Und darnach will ich viel Jäger aussenden, die sollen sie fahen auf allen Bergen und allen Hügeln und in allen Steinritzen.

見よ、私は多くの漁師を送り出そう、と主は言われる、彼らが彼らを釣らせるために。そしてその後、私は多くの猟師を送り出そう、彼らが彼らを捕らえさせるために、すべての山とすべての丘、そしてすべての岩の裂け目において。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

2Recitativoテノール

Wie leichtlich könnte doch der Höchste uns entbehren Und seine Gnade von uns kehren, Wenn der verkehrte Sinn sich böslich von ihm trennt Und mit verstocktem Mut In sein Verderben rennt. Was aber tut Sein vatertreu Gemüte? Tritt er mit seiner Güte Von uns, gleich so wie wir von ihm, zurück, Und überlässt er uns der Feinde List und Tück?

いかに容易く、至高者は我らを見捨て、 そして彼の恵みを我らから転じることができようか、 もし曲がった心が悪しくも彼から離れ、 頑なな心をもって 自らの破滅へと駆け込むならば。 しかし 彼の父のごとく忠実な心は何を為すのか? 彼は自らの慈しみをもって、 我らが彼から去るのと同じように、我らから退くのだろうか、 そして彼は我らを敵の悪知恵と悪意に委ねるのだろうか?未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Ariaテノール

Nein, nein! Gott ist allezeit geflissen, Uns auf gutem Weg zu wissen Unter seiner Gnade Schein. Ja, ja! Wenn wir verirret sein Und die rechte Bahn verlassen, Will er uns gar suchen lassen.

いや、いや! 神は常に努めている、 我らが彼の恵みの輝きのもとで 良き道の上にあることを知るために。 さらに、さらに、我らが迷い、 そして正しい道を離れるならば、 彼は我らをさえ捜し求めさせようとする。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4RecitativoとAriosoテノール バス

[Tenor] Jesus sprach zu Simon: [Bass] Fürchte dich nicht; denn von nun an wirst du Menschen fahen.

[テノール] イエスはシモンに言われた: [バス] 恐れることはない; 今から後、あなたは人を捕る者となるであろう。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5Aria(二重唱)ソプラノ アルト

Beruft Gott selbst, so muss der Segen Auf allem unsern Tun Im Übermaße ruhn, Stünd uns gleich Furcht und Sorg entgegen. Das Pfund, so er uns ausgetan, Will er mit Wucher wiederhaben; Wenn wir es nur nicht selbst vergraben, So hilft er gern, damit es fruchten kann.

神自らが召すならば、祝福は 我らのすべての行いの上に 満ち溢れるほどにとどまらねばならない、 たとえ恐れと憂いが我らに立ち向かおうとも。 彼が我らに分け与えたその賜物を、 彼は利息をつけて再び得ようとする; 我らがそれを自ら埋めてしまわないならば、 彼は喜んで助け、それが実を結ぶことができるようにする。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

6Recitativoソプラノ

Was kann dich denn in deinem Wandel schrecken, Wenn dir, mein Herz, Gott selbst die Hände reicht? Vor dessen bloßem Wink schon alles Unglück weicht, Und der dich mächtiglich kann schützen und bedecken. Kommt Mühe, Überlast, Neid, Plag und Falschheit her Und trachtet, was du tust, zu stören und zu hindern, Lass kurzes Ungemach den Vorsatz nicht vermindern; Das Werk, so er bestimmt, wird keinem je zu schwer. Geh allzeit freudig fort, du wirst am Ende sehen, Dass, was dich eh gequält, dir sei zu Nutz geschehen!

何が、汝の歩みにおいて汝を恐れさせることができようか、 もし汝に、私の心よ、神自らが手を差し伸べるならば? その僅かな手振りの前にすら、すべての不幸はすでに退き、 そして彼は力強く汝を守り、覆うことができる。 労苦、重荷、妬み、苦痛、そして偽りが来て、 汝の行うことを乱し、妨げようと企てても、 短い困難に、その決意を弱めさせるな; 彼が定めたその業は、誰にとっても決して重すぎることはない。 常に喜びをもって進み行け、汝は終わりに見るだろう、 かつて汝を苦しめたものが、汝の益となったことを!未検証(AI生成の対訳。校訂中)

7Choral

Sing, bet und geh auf Gottes Wegen, Verricht das Deine nur getreu Und trau des Himmels reichem Segen, So wird er bei dir werden neu; Denn welcher seine Zuversicht Auf Gott setzt, den verlässt er nicht.

歌え、祈れ、そして神の道を歩め、 汝のなすべきことをただ忠実に行い、 そして天の豊かな祝福を信頼せよ、 そうすればそれは汝のもとで新たになるだろう; なぜなら、その信頼を 神に置く者を、彼は見捨てないから。未検証(AI生成の対訳。校訂中)