楽曲詳細
製作者より
BWV 5

Wo soll ich fliehen hin

我はいずこに逃れゆくべきか
典礼上の指定:
三位一体後第19主日
作曲年・場所:
1724年・ライプツィヒ
声部編成:
SATB+合唱
楽器編成:
スライド・トランペット、オーボエ2、ヴァイオリン2、ヴィオラ、通奏低音
コラール元曲
Wo soll ich fliehen hin(作詞:Johann Heermann/作曲:旋律『Auf meinen lieben Gott』はヤーコプ・レグナルトの世俗歌曲『Venus, du und dein Kind』(1574年、ニュルンベルク刊)を原曲とする替え歌。この賛美歌テキストへの転用者は不詳で、1603年以前にリューベックで初めて確認される(現行の旋律形はJohann Hermann Scheinによる1627年の変種、Zahn 2164)/初出:1630年(ブレスラウの「Devoti musica cordis」で出版))
同じコラールに基づくオルガン曲
  • BWV 744 Auf meinen lieben Gott(単独伝承)
    近年の研究ではJ.L.クレープス作の可能性が高いとされる疑作(Krebs-WV 517としても分類される)
研究上の注記
コラール・カンタータ。1724年10月15日、ライプツィヒで初演され、1732〜1735年頃および1750年以降(ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの指揮によるハレでの上演)に再演の記録がある。第1・第7楽章はヨハン・ヘールマンの賛美歌原詩(第1節・第11節)をそのまま用い、第2〜6楽章は身元不明の台本作者による自由なパラフレーズ。第4楽章(アルトのレチタティーヴォ)は、資料によって器楽によるコラール旋律の提示を伴う楽章として記載される場合と、単純なレチタティーヴォとして記載される場合があり、編成の表記に若干の異同がある。

楽章構成・日本語対訳

1Chorus

Wo soll ich fliehen hin, Weil ich beschweret bin Mit viel und großen Sünden? Wo soll ich Rettung finden? Wenn alle Welt herkäme, Mein Angst sie nicht wegnähme.

我はいずこに逃れゆくべきか、 重荷を負わされているがゆえに 多くの、大いなる罪によって? 我はいずこに救いを見出すべきか? たとえ全世界がここに来ようとも、 それは我が不安を取り除くことはないであろう。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

2Recitativoバス

Der Sünden Wust hat mich nicht nur befleckt, Er hat vielmehr den ganzen Geist bedeckt, Gott müßte mich als unrein von sich treiben; Doch weil ein Tropfen heilges Blut So große Wunder tut, Kann ich noch unverstoßen bleiben. Die Wunden sind ein offnes Meer, Dahin ich meine Sünden senke, Und wenn ich mich zu diesem Strome lenke, So macht er mich von meinen Flecken leer.

罪の汚泥は我をただ汚しただけでなく、 それはむしろ全き霊を覆い尽くした、 神は我を不浄なる者として御前より追い払わねばならぬはずだ; しかし、一滴の聖なる血が それほど大いなる奇跡をなすがゆえに、 我はなお拒まれずにいることができる。 その傷は開かれた海である、 そこへ我は我が罪を沈める、 そして我がこの流れへと身を向けるならば、 それは我を我が汚れより空にする。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Ariaテノール

Ergieße dich reichlich, du göttliche Quelle, Ach, walle mit blutigen Strömen auf mich! Es fühlet mein Herze die tröstliche Stunde, Nun sinken die drückenden Lasten zu Grunde, Es wäschet die sündlichen Flecken von sich.

豊かに注ぎ出でよ、汝、神々しき泉よ、 ああ、血の流れをもって我の上に湧き出でよ! 我が心は慰めの時を感じている、 今、重くのしかかる重荷は底へ沈み、 それは罪深い汚れを自らより洗い流す。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4Recitativoアルト

Mein treuer Heiland tröstet mich, Es sei verscharrt in seinem Grabe, Was ich gesündigt habe; Ist mein Verbrechen noch so groß, Er macht mich frei und los. Wenn Gläubige die Zuflucht bei ihm finden, Muß Angst und Pein Nicht mehr gefährlich sein Und alsobald verschwinden; Ihr Seelenschatz, ihr höchstes Gut Ist Jesu unschätzbares Blut; Es ist ihr Schutz vor Teufel, Tod und Sünden, In dem sie überwinden.

我が忠実なる救い主は我を慰める、 それは御墓の中に埋められてあれ、 我が犯した罪は; 我が罪科がなお、どれほど大きかろうとも、 彼は我を自由に、解き放たれた者とする。 信ずる者たちが彼のもとに逃れ場を見出すならば、 不安と苦痛は もはや危険であってはならず そしてただちに消え去らねばならぬ; 彼らの魂の宝、彼らの最高の善は イエスの計り知れぬ血である; それは彼らの盾である、悪魔から、死と罪から、 その中にて彼らは打ち勝つ。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5Ariaバス

Verstumme, Höllenheer, Du machst mich nicht verzagt! Ich darf dies Blut dir zeigen, So musst du plötzlich schweigen, Es ist in Gott gewagt.

黙れ、地獄の軍勢よ、 お前は我を怖じ気させることはない! 我はこの血をお前に示してよいのだ、 さればお前は突然、沈黙せねばならぬ、 それは神の中に賭けられているのだ。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

6Recitativoソプラノ

Ich bin ja nur das kleinste Teil der Welt, Und da des Blutes edler Saft Unendlich große Kraft Bewährt erhält, Dass jeder Tropfen, so auch noch so klein, Die ganze Welt kann rein Von Sünden machen, So lass dein Blut Ja nicht an mir verderben, Es komme mir zugut, Dass ich den Himmel kann ererben.

我はまことに世界の最も小さな一部分にすぎない、 そして、かの血の貴き液が 無限に大いなる力を 確かに保っているがゆえに、 いかなる一滴も、どれほど小さかろうとも、 全世界を清く 罪より為すことができる、 さればお前の血を 決して我において無駄にならせず、 それが我の益となるように、 我が天を受け継ぐことができるように。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

7Choral

Führ auch mein Herz und Sinn Durch deinen Geist dahin, Dass ich mög alles meiden, Was mich und dich kann scheiden, Und ich an deinem Leibe Ein Gliedmaß ewig bleibe.

我が心と思いをも導き給え 汝の御霊によりて、かしこへ、 我がすべてを避けることができるように、 我と汝とを分かつことのできるものすべてを、 そして我が、汝の体において 一つの肢体として永遠に留まるように。未検証(AI生成の対訳。校訂中)