楽曲詳細
製作者より
BWV 118

O Jesu Christ, mein's Lebens Licht

おおイエス・キリストよ、わが命の光
典礼上の指定:
(特定の主日・祝日には属さない)
作曲年・場所:
1736年・ライプツィヒ
声部編成:
合唱のみ
楽器編成:
コルネット、トロンボーン3、通奏低音
コラール元曲
O Jesu Christ, meins Lebens Licht(旋律『Ach Gott, wie manches Herzeleid』で歌われる)(作詞:Martin Behm(1608年の現存最古の印刷は匿名で、1610年にBehm自身の著作『Christliche Gebet』に収録されたことで彼の作と確認された)/作曲:作者不詳(同じ旋律をバッハはBWV 3とBWV 44でも使用)/初出:1608年(現存最古の印刷、匿名広告刷)/1610年(Martin Behmの著作収録により作者確認))
最古の印刷は1608年の匿名刊行物(『Zwey schöne, geistliche newe Lieder』)で、1610年はBehm自身の著作『Christliche Gebet』に収録され作者が確認された年。両年を区別して併記する。
研究上の注記
作曲年について: 1736-1737年(原典版、BWV 118.1)。1746-1747年頃にBWV 118.2として改訂された。分類には議論がある: バッハの自筆譜は「Motetto」と題されており、現行の学術的分類(新バッハ全集)は本作をモテットとして扱う。しかし19世紀の旧全集ではカンタータとして出版されカンタータ番号BWV 118を持つに至ったため、一般にはカンタータの中に挙げられることも多く、この分類上の曖昧さを明示した上で、収録方針に従いここに含めている。作品は楽器編成の異なる2つの版で現存する: 第1版(1736年または1737年)は2本のリトゥウス、コルネット、3本のトロンボーンと通奏低音のための編成(金管のみで、屋外の葬列または墓前での使用が示唆される)。第2版(改訂版、1746-1747年頃)は2本のリトゥウス、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音に改編され、任意(ad libitum)で3本のオーボエ、オーボエ・ダ・カッチャ、ファゴットが声部を重複する。「リトゥウス」という楽器の正体自体が音楽学者の間で議論されている(変ロ調の高音ホルン、アルプホルンに似た直管楽器、あるいはトランペットの可能性が提案されている)。バッハは賛美歌全15節のうち第1節の音楽のみを自筆譜に記譜しており、ダル・セーニョ記号は、以降の節も同じ音楽で歌われることが意図されていたことを示す。現代の演奏では通常15節のうち2〜3節程度が用いられ、しばしば第1節と第12節「Auf deinen Abschied, Herr, ich trau」を組み合わせる形が取られる。上掲の歌詞はこの慣用に従い第1節と第12節を示す。音楽としてバッハが作曲したのは第1節のみで、ダル・セーニョにより必要に応じて以降の節が繰り返される。葬儀の対象者・機会は不明。Joachim Friedrich von Flemming伯爵の葬儀(1740年)との関連が一部で示唆されているが、未確認である。

楽章構成・日本語対訳

1Chorus(モテット様式)SATB

O Jesu Christ, mein's Lebens Licht Mein Hort, mein Trost, mein' Zuversicht, Auf Erden bin ich nur ein Gast Und drückt mich sehr der Sünden Last. Auf deinen Abschied Herr ich trau Darauf mein letzte Heimfahrt bau. Tu mir die Himmelstür weit auf Wenn ich beschließ mein Lebenslauf.

おおイエス・キリストよ、わが命の光よ、 わが避けどころ、わが慰め、わが確信よ、 地上にて私はただの客にすぎず そして罪の重荷が私を強く押さえつける。 主よ、汝の去りゆきを、私は信頼する、 それに基づき、わが最後の帰郷を築く。 私に天の門を大きく開けたまえ 私が我が生涯を終えるとき。未検証(AI生成の対訳。校訂中)