楽曲詳細
製作者より
BWV 100

Was Gott tut, das ist wohlgetan

神のなしたもうことは善くなされたり
典礼上の指定:
(特定の主日・祝日には属さない)
作曲年・場所(初稿):
1724年・ライプツィヒ
改稿・加筆:
1734年・ライプツィヒ
声部編成:
SATB+合唱
楽器編成:
ホルン2、ティンパニ、フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ、オルガン、通奏低音
コラール元曲
Was Gott tut, das ist wohlgetan(作詞:Samuel Rodigast/作曲:Severus Gastorius/初出:1675年)
同じコラールに基づくオルガン曲
  • BWV 1116 Was Gott tut, das ist wohlgetan(ノイマイスター・コラール集)
    初期作品、ト長調。成立年代は様式的特徴からオールドルフ時代とアルンシュタット時代の間(概ね1695年頃-1707年頃)と推定され、現存最古の写本はノイマイスター・コラール集収録のもの(1800年頃)。
改稿・加筆について
1732〜35年頃に全節カンタータ(per omnes versus)として編成。冒頭合唱はBWV 99第1楽章(1724年)、終結コラールはBWV 75の終結コラール(1723年、第1部・第2部の両方の結びに使われた)の改作で、いずれもホルンとティンパニを追加。内側の楽章は新作。1737年頃と1742年頃に再演された。
研究上の注記
作曲年代と使用機会は確定していない(諸説がある)。BWV 99と同じ賛美歌題名であることから三位一体後第15日曜日用と関連づけられることがあるが、本作自体が特定の主日に結びつく確証はない。Marc Roderich Pfau(2018)の研究は、特定の典礼機会を持たずヴァイセンフェルス宮廷のために1732〜1735年頃作曲された可能性を提示している。一方、正確な作曲時期・機会は特定できないとしつつ、当時ライプツィヒで婚礼の際に好んで歌われた賛美歌であったことから、婚礼用カンタータとして書かれた可能性を指摘する見解もある。いずれも決定的な証拠はなく、成立事情は今のところ確定していない。ロディガストの賛美歌全6節を無改変のまま各楽章に1節ずつ用い、レチタティーヴォを含まない「per omnes versus」形式の作品で、この特徴はBWV 97と共通する。同一のドイツ語タイトルを持つBWV 98およびBWV 99と区別するため、本作は「[III]」と表記されることがある。

楽章構成・日本語対訳

1Chorus

Was Gott tut, das ist wohlgetan, Es bleibt gerecht sein Wille; Wie er fängt meine Sachen an, Will ich ihm halten stille. Er ist mein Gott, Der in der Not Mich wohl weiß zu erhalten; Drum laß ich ihn nur walten.

神のなすことは、それは善くなされたことである、 その御心は正しくあり続ける; 彼が私の事をどのように始めようとも、 私は彼に対して静かにしていよう。 彼は私の神である、 苦難のうちにあって 私をよく保つ術を知る方である; それゆえ私は彼にのみ支配させよう。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

2Aria(二重唱)アルト テノール

Was Gott tut, das ist wohlgetan, Er wird mich nicht betrügen; Er führet mich auf rechter Bahn, So lass ich mich begnügen An seiner Huld Und hab Geduld, Er wird mein Unglück wenden, Es steht in seinen Händen.

神のなすことは、それは善くなされたことである、 彼は私を欺くことはないであろう; 彼は私を正しい道の上に導く、 それゆえ私は満足していよう 彼の慈愛に そして忍耐を持とう、 彼は私の不幸を転じてくださるであろう、 それは彼の御手のうちにある。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

3Ariaソプラノ

Was Gott tut, das ist wohlgetan, Er wird mich wohl bedenken; Er, als mein Arzt und Wundermann, Wird mir nicht Gift einschenken Vor Arzenei. Gott ist getreu, Drum will ich auf ihn bauen Und seiner Gnade trauen.

神のなすことは、それは善くなされたことである、 彼は私のことをよく考えてくださるであろう; 彼は、私の医者にして奇跡の人として、 私に毒を注ぐことはないであろう 薬と偽って。 神は忠実である、 それゆえ私は彼の上に築こう そして彼の恵みを信頼しよう。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

4Ariaバス

Was Gott tut, das ist wohlgetan, Er ist mein Licht, mein Leben, Der mir nichts Böses gönnen kann, Ich will mich ihm ergeben In Freud und Leid! Es kommt die Zeit, Da öffentlich erscheinet, Wie treulich er es meinet.

神のなすことは、それは善くなされたことである、 彼は私の光、私の命である、 私に何ら悪しきことを望むことのできない方、 私は彼に身を委ねよう 喜びのうちにも苦しみのうちにも! その時が来る、 その時、公に明らかにされる、 彼がいかに誠実にそれを思っていたかが。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

5Ariaアルト

Was Gott tut, das ist wohlgetan, Muß ich den Kelch gleich schmecken, Der bitter ist nach meinem Wahn, Laß ich mich doch nicht schrecken, Weil doch zuletzt Ich werd ergötzt Mit süßem Trost im Herzen; Da weichen alle Schmerzen.

神のなすことは、それは善くなされたことである、 私がすぐにその杯を味わわねばならないとしても、 それは私の思い違いによれば苦いものであるが、 私はそれでも恐れさせられはしない、 なぜなら結局は 私は喜ばされるからである 心のうちの甘い慰めによって; その時すべての痛みは退く。未検証(AI生成の対訳。校訂中)

6Choral

Was Gott tut, das ist wohlgetan, Darbei will ich verbleiben. Es mag mich auf die rauhe Bahn Not, Tod und Elend treiben, So wird Gott mich Ganz väterlich In seinen Armen halten; Drum laß ich ihn nur walten.

神のなすことは、それは善くなされたことである、 そのことに私はとどまっていよう。 それが私を荒い道の上に 苦難、死、そして悲惨が追い立てようとも、 神は私を 全く父のように その御腕のうちに抱いてくださるであろう; それゆえ私は彼にのみ支配させよう。未検証(AI生成の対訳。校訂中)